つくば共鳴教育プログラム

1.通称名
新オナーズプログラム

 

2.実施組織
数理物質科学研究群教育改革WG
なお、個々の学生の教育に当たっては、採用学生の所属学位プログラムの教育会議に新オナーズプログラム実施委員会を置き、実施する。

 

3.理念
2014年度まで5年間の文部科学省特別経費により進めてきた「つくばナノテク拠点産学独連携人材育成プログラム」の後継プログラムとして、理念及び教育の方法を引き継ぎ、継続的な人材育成を行う。
近未来の産業競争力は、それに係わる人材の育成に掛かっていると言っても過言ではない。そのためには、異なるカルチャーを持った基礎から応用に至る産・学・独の研究者の連携と異分野の研究者の協働による人材育成が重要である。
本プログラムでは、人材と研究施設の揃っているつくば地区に数理物質科学の世界的拠点を創り出し、国際的競争力のある高度な連携教育研究を展開して次世代の数理物質科学をリードする人材を育成する。

 

4.特徴
数理物質科学研究分野において、世界のトップリーダーに不可欠な3つの力(基礎力、俯瞰力、課題発掘力)を養う教育プログラム。

 

5.教育の方法
・研究群必須
1)連携コーディネーターの配置(マルチメンター)
・技術・知・人の流れを起こし基礎科学と応用科学の共鳴場を形成させる。

2)3~4か月にわたる海外留学
・研究分野により選択

3)海外著名教授による夏季集中講義の受講

4)ナノテクノロジー・ナノサイエンス関連の国際シンポジウムの参加

5)TIA構成機関のインフラ活用を活用した教育

6)TIA構成機関との連携研究を活用した教育

7)国内シンポジウムにおいて成果発表の実施

 

6.連携コーディネーターの配置方法
採用学生の研究分野により、所属学位プログラムを中心に人選する。
各域を退職した教員のうち適任者に筑波大学アソシエイトとして協力していただく。各学位プログラムの連携大学院の教員にも要請可能。

 

7.履修学生の選抜方法
数理物質科学研究群入学者の中から、書類選考と面接による選抜を行う。各学位プログラムによる予備選考の後、研究群において採用者を決定する。