数学学位プログラム

数学学位プログラムでは、純粋数学から応用数学にわたる幅広い分野において、新しい理論の構築及び数学的真理を探究することを促すことで、大学院教育・研究指導を行います。

それぞれの分野の特性と学生の個性に応じたきめ細かな教育と研究指導を行い、(1)国際的に活躍できる研究者の育成、(2)高度な数学的知識を様々な分野に応用できる社会的指導者の養成を目指しています。

現在数学は、様々な学問領域において多様な形で応用される可能性が期待されており、数学的知識を習得した人材の需要は、今まで以上に大きくなっています。

数学学位プログラムでは、社会的需要や学問的潮流に応えるべく、基礎と応用の融合を目指しています。代数学、幾何学、解析学及び情報数学の各分野において、高度専門職業人教育の充実を図ってきました。

前期課程2年次修了の修士論文発表では日本数学会・応用数理学会等における一般講演を、そして後期課程3年次修了時には、国際的な学会誌や学術誌に掲載水準の論文発表を具体的な目標の一つとしています。

前期課程修了要件

  1. 単位:特別研究12単位および数理物質科学コロキウム1単位を含めて30単位以上を修得する。
  2. 修士論文:上記の単位を取得し、修士論文を提出して論文審査と最終試験に合格すれば、修士(理学)の学位が授与されます。

後期課程修了要件

  1. 単位:特別研究18単位を修得する。
  2. 博士論文:上記の単位を取得し、博士論文を提出して論文審査と最終試験に合格すれば、博士(理学)の学位が授与されます。後期課程修了の標準履修期間は3年ですが、学修の進み方によっては3年未満で博士の学位を取得することも可能です。