ナノサイエンス・ナノテクノロジー専攻は、平成24年度よりスタートした新しい専攻です。

研究分野 ナノサイエンス

ナノサイエンス分野の紹介

ナノサイエンス分野では、計算物理学に立脚した半導体から生体分子までのナノ構造体の物性研究、金属錯体や有機分子からなる分子集合体をはじめとした機能性ナノ材料などの新物質の設計や開発に関する基礎研究などが行われています。

研究グループの紹介

  • 岡田 晋
    Susumu Okada
研究室HP 計量物理の手法による物質科学の研究。特にフラーレン・ナノチューブを初めとするナノスケール物質の物質設計と物性解明。
  • 神田晶申
    Akinobu Kanda
研究室HP メゾスコピック系・ナノスケール系における量子輸送現象の研究。原子層物質 (グラフェン等)の新規物性探索とデバイス応用のための基盤技術開発。微小超 伝導体の量子渦糸状態の観測と制御。
  • 野村 晋太郎
    Shintaro Nomura
研究室HP ナノメートル微細加工技術を用いた量子ドットアレー、量子ドット - 電子ガス結合系等の量子閉じ込め系の作製技術の研究、およびそれらの多体電子 - スピン状態、強磁場中光応答、走査光ナノプローブ顕微鏡を用いた空間分解測定に関する研究。
  • 都倉 康弘
    Yasuhiro Tokura
研究室HP 半導体を中心としたナノ系での量子輸送理論、非平衡ダイナミクス理論。複合量子系コヒーレンスと量子計算等への応用も目指す。
  • 大塩 寛紀
    Hiroki Oshio
  • 志賀 拓也
    Takuya Shiga
研究室HP 金属多核錯体の化学。金属イオンの電子状態と分子構造に基づく特異な磁性・伝導性・光機能。
  • 齋藤 一弥
    Kazuya Saito
  • 山村 泰久
    Yasuhisa Yamamura
  • 菱田 真史
    Mafumi Hishida
研究室HP 分子集合体の物性化学:メゾ構造の安定性とその起源、分子運動と電子・磁気物性の相関、結晶中の分子運動と構造相転移。
  • 鍋島 達弥
    Tatsuya Nabeshima
  • 中村 貴志
    Takashi Nakamura
  • 松岡 亮太
    Ryota Matsuoka
  • 千葉 湧介
    Yusuke Chiba
研究室HP 機能性有機化合物の合成・設計。外部因子応答性人工レセプター・イオノホアーの合成。有機―無機ハイブリッド超分子集合体・集積体の合成と機能。生体機能関連ホスト分子の合成。

連携大学院

  • 河合 孝純
    Takazumi Kawai
研究室HP 第一原理電子状態計算や分子動力学計算により原子スケールでの化学反応のダイナミクスや電子状態を解析する。物質・材料の形成過程や構造と物性との関係解明により新機能材料設計を目指す。
  • 山本 剛
    Tsuyoshi Yamamoto
研究室HP 量子効果を活用したデバイスに関する研究。 特に、半導体電子ドットを用いた高感度赤外線検出器(QDIP)や 超伝導体を用いた量子情報処理用デバイスの研究。
  • 後藤 秀樹
    Hideki Gotoh
研究室HP レーザと高空間分解分光法を用いた、半導体ナノ構造における光物性の解明。電子、励起子、スピン光学効果と量子デバイスおよび新機能デバイスへの応用。
  • 佐々木 健一
    Kenichi Sasaki
研究室HP 専門は物性理論。グラフェンやカーボンナノチューブを主要ターゲットに、新しい現象や法則を探索する。
  • 秋本 順二
    Junji Akimoto
研究室HP リチウムイオン二次電池用の新規結晶材料の開拓とその製造技術の確立。
  • 吉田 郵司
    Yuji Yoshida
研究室HP 分子性半導体の超構造薄膜の創製とその光電子物性解析。
  • 原 雄介
    Yusuke Hara
ソフトアクチュエータ、ソフトロボット、マイクロ流体素子への応用を目指した機能性高分子および高分子ゲルの研究開発。